家に眠る不用品が、意外な高値で売れると話題のフリマアプリ。特に最近は、新型コロナウイルスの感染拡大でおうち時間が増えたことで、利用者が急増しているという。買い手が付きやすくなるポイントについて、オールアバウト・フリマアプリガイドの川崎さちえさんが話す。
「日中働いている人が買いそうな商品は、比較的時間に余裕のあるランチタイムや夜8時以降に出品すれば、目にとまりやすくなります。子供用品を売りたい場合は、幼稚園児を抱えるママが比較的手の空く午前中にするなど、買い手を想定した時間帯に出品を」
メルカリやラクマでは、情報が更新されたものから「新着順」としてアプリのトップ画面に表示される。出品後もこまめに価格を更新することが、買い手の目につきやすくするポイントだという。ネット古物商を営む、リサイクルアドバイザーでネット販売講師の泉澤義明さんが語る。
「たとえば、1日1回、少しずつ値下げするようにすると、毎日新着一覧に表示されるようになるため、買い手に見つけてもらいやすくなります。ヤフオク!で売る場合、『1円出品』というテクニックがあります。とにかく安く買いたい人は『スマホケース 1円』といったキーワードで検索するため、最初の値段を1円に設定して出品すると、多くの人の目にとまって、そこから値段を上げやすくなる。
ただ慣れていないと、カテゴリーを間違えたり、説明文が足りなくて値が上がらなくなることもあるので注意してください」
テクニックを押さえれば、初心者でも簡単に不用品をお金に換えることができそうだ。
※女性セブン2021年2月11日号