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キャリア

夏頃にコロナ「第4波」到来の懸念も 在宅勤務で注意すべき点は?

今年の夏はどうコロナに備える?(イメージ)

今年の夏はどうコロナに備える?(イメージ)

 1都3県に発令されていた緊急事態宣言も21日に解除されるが、解除後、再び感染者数が増加する懸念は残っている。これまで感染拡大のサイクルは約4か月ごととなっているため、7~8月頃に「第4波」がやって来ると指摘する専門家も多く、まだまだ感染対策は必要だ。第4波がやってくると想定したうえで、日常の仕事や暮らしでどんなことに気をつければいいのか。

毎日出社できるようになる?

 第4波の到来は、仕事にも影響を与える。緊急事態宣言が解除されたところで、定着しつつある在宅勤務がなくなることはないだろう。ナビタスクリニック新宿院長・濱木珠恵医師は、むしろ在宅勤務の習慣づけを提案する。

「在宅勤務で自宅に居続けるとオン・オフの切り替えができずストレスを溜めてしまう人が多い。在宅勤務の方は、決めた時間に散歩やジョギングをするなど運動習慣を身につけておきましょう」

仕事の会食はどれくらいまで許される?

「毎日顔を合わせる職場での会食は少人数なら感染リスクは低い。場所も屋外のテラス席を選び、テーブル移動や大皿をつつき合う状態を避けるなどの工夫が必要でしょう」(濱木医師)

今のうちに調達したほうがいい物は?

 第4波の可能性がある夏場は、マスク着用による体への負荷も考えなければならない。

「外気温が高い中でマスクをすると体内に熱がこもりやすく、心拍や呼吸、血中二酸化炭素濃度に影響する可能性があります。今から冷感マスクを用意しておきましょう。

 7~8月は大雨・台風などの自然災害への備えも欠かせません。避難所に行くことになる事態も想定し、非常用持ち出し袋にマスクや消毒液を入れておきましょう」(同前)

※週刊ポスト2021年3月19・26日号

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