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「芸人ラジオ」がますます充実、「コスパ最高の趣味」とリスナー大満足

リスナーたちが語る「芸人ラジオ」の魅力とは?

リスナーたちが語る「芸人ラジオ」の魅力とは?

 世の中には様々な趣味があるが、相当な出費を伴うものも少なくない。たとえば、アニメや漫画が趣味であれば、書籍やソフト、グッズなどを購入するお金が必要だ。あるいは、ドライブが趣味であれば、車を買うお金も必要だし、維持費も必要になる。

 その一方で、なかにはほとんどお金を使わずに、楽しみを享受できる趣味もある。そのひとつとして最近注目されているのが「芸人ラジオ」だ。エンタメ事情に詳しいライターの大塚ナギサ氏はこう説明する。

「芸人のラジオ番組は古くから人気ですが、一昨年くらいから“お笑い第7世代”が人気となっていることもあって、最近また芸人ラジオが盛り上がっています。TBSラジオの『JUNK』では、伊集院光、爆笑問題、おぎやはぎなど、ニッポン放送の『オールナイトニッポン』もオードリー、ナインティナイン、霜降り明星、三四郎などがレギュラーを務めています。さらに『オールナイトニッポン』は3月末から深夜0時台に、新ブランド『オールナイトニッポンX』を立ち上げ、ぺこぱやフワちゃんの新番組もスタート。どんどん芸人ラジオの層が厚くなっていますね。

 また、最近ではYouTubeでも芸人がラジオスタイルの番組を配信することが増えています。ニューヨーク、オズワルド、ウエストランドなどがその代表格です。東野幸治さんは、YouTubeで『東野幸治の幻ラジオ』という番組を配信していますが、こちらは4月からABCラジオで新番組が始まるということで、一旦休止となります」

 実際に、芸人ラジオを趣味としているお笑いファンに話を聞いた。

 都内に住む30代の男性会社員・Aさんは、暇な時間はたいてい芸人ラジオを聴いているという。

「ラジコ(ネットで全国のラジオを聴けるアプリ・サービス「radiko」)の有料会員になっているので、全国の芸人ラジオをタイムフリーで聴いています。毎週聴いているのは、『空気階段の踊り場』(TBS)、『ハライチのターン!』(TBS)、『ダイアンのよなよな』(ABCラジオ)、『かまいたちのヘイ!タクシー!』(TBS)、『和牛のモーモーラジオ』(文化放送)あたりですね。あと、『JUNK』はできるだけ毎日聴くようにしていて、『オールナイトニッポン』は、オードリー、三四郎、霜降り明星を聴いています。通勤時間は必ずラジオを聴いていて、家にいるときもほとんどラジオはつけっぱなしです。

 実際に芸人ラジオにかけているお金は、ラジコのプレミアム会員料金の月額385円のみです。こんなにコスパのいい趣味はないと思います」

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