家族や友人、日頃お世話になっている人に、いつもより少し特別なものを贈りたい時、“皇室ゆかりの品”をプレゼントするのはどうだろう。宮内庁御用達(*)や皇室に献上されたものは、日本の伝統的な技術、安心できる品質、確かな信頼とメイド・イン・ジャパンの粋や誇りが詰まった名品ばかり。ロイヤル感を感じられる、お取り寄せ可能な逸品を紹介しよう。
【*「宮内庁(省)御用達制度」は、明治24年に制定。時代の流れとともに、昭和29年に廃止されている】
箸勝本店「贅の御箸 赤杉、園遊会用箸 利久型」
昭和25年より宮内庁の御用達を賜り、現在も祭事をはじめ、新年祝賀の儀式や園遊会などに箸を納めている。箸の種類は200種以上。吉野杉の端材を使うため環境に優しく、洗えば2年ほど繰り返し使えるほど丈夫。(下)贅の御箸 赤杉 5膳 1650円、(上)園遊会用箸 利久型 10膳 693円。
山形屋紙店「土佐手漉和紙 脂入箋、一筆箋(L)ペン毛筆両用」
皇室で使用する和紙を昭和22年から納めている老舗。取り扱う和紙の種類は500種類を超える。オリジナルの和紙を使った便箋はなめらかな書き心地。(左)土佐手漉和紙 550円、(右)一筆箋(L)440円。