皇族の方々が召し上がるものは、一体どんな名品なのだろう──。そんな興味に答えるため、宮内庁御用達(*)や皇室に献上された品の中から、お取り寄せ可能なメイド・イン・ジャパンの逸品を紹介する。
【*「宮内庁(省)御用達制度」は、明治24年に制定。時代の流れとともに、昭和29年に廃止されている】
日本盛「『惣花』超特撰 純米吟醸」
大正・昭和・平成の即位の礼、雅子さまや紀子さまの納采の儀など祝賀の際に使用された慶びを祝う酒。55%まで磨き上げた酒米、専用の特別な酵母で仕込む旨口の逸品。720ml 1760円。
珠屋珈琲「珠屋セット」
天皇の料理番として知られる秋山徳蔵主厨長が同社のコーヒーを気に入り、昭和27年より宮内庁御用達に。現在でも宮中晩餐会や春と秋の園遊会で愛飲されている。皇室に納めているものにいちばん近い『ロイヤルブレンド』が人気で、コク、酸味、香りのバランスが秀逸。ロイヤルブレンド・珠屋ブレンド 各200g 3348円(缶入りは粉のみ。袋入りの場合は豆か粉を選べる)