【アドバイス】
このケースでは施工会社や大家に責任がありますから、けがによる治療費と損害賠償請求ができます。その場合、釘の写真、医療費や治療中の交通費の領収書、医師の診断書、休業した場合の収入を証明する書類などが必要です。法律の専門家や、保険会社などを間に立てて交渉した方がスムーズでしょう。
【プロフィール】
OAG司法書士法人代表・太田垣章子さん/30才で離婚後、仕事と育児をしつつ司法書士試験に合格。2600件以上の賃貸トラブルを解決に導く。『賃貸トラブルを防ぐ・解決する安心ガイド』(日本実業出版社)など著書多数。
※女性セブン2023年3月16日号