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【ドル円週間見通し】今週も底堅いか 米雇用統計の発表にも注意

・3月6日-10日週に発表される主要経済指標の見通しについては、以下の通り。

○(日)1月経常収支 8日(水)午前8時50分発表予定
・予想は-6269億円
 参考となる12月実績は+334億円。貿易・サービス収支の赤字幅拡大によって経常黒字額は減少。1月については貿易・サービス収支の赤字幅は大幅に拡大し、第一次所得収支の黒字幅を上回るとみられており、経常収支は大幅な赤字となる見込み。

○(米) 1月貿易収支 8日(水)午後10時30分発表予定
・予想は、-688億ドル
 参考となる12月実績では輸入が増加し、輸出は減少。1月については、輸入増加が予想されている一方、輸出は伸び悩んでいるとみられ、貿易赤字額は増加する可能性がある。

○(日)10-12月期国内総生産改定値 9日(木)午前8時50分発表予定
・予想は、前期比年率+0.8%
 参考となる速報値は前期比年率+0.6%。個人消費は多少持ち直した。ソフトウエアを除く全産業の設備投資額設備投資は前年同期比+6.3%となっており、速報値から上方修正される可能性がある。

○(米)2月雇用統計 10日(金)午後10時30分発表予定
・予想は、非農業部門雇用者数は前月比+22.0万人、失業率は3.4%
 1月分の非農業部門雇用者数の大幅な増加は季節調整によるものだが、12月時点の雇用動態調査でも、求人件数は2022年7月以来の1100万件台。2月については、一部セクターで雇用減少の可能性があるものの、サービス部門の雇用者数は1月並みの水準となる可能性があるため、非農業部門雇用者数は20万人超の増加となる可能性がある。

○その他の主な経済指標の発表予定
・6日(月):(欧)1月ユーロ圏小売売上高
・7日(火):(中)2月貿易収支、豪準備銀行政策金利発表
・8日(水):(欧)10-12月期ユーロ圏域内総生産確定値
・9日(木):(中)2月消費者物価指数
・10日(金):(日)日本銀行金融政策決定会合、(英)1月鉱工業生産

【予想レンジ】
・135円00銭-138円50銭

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