コロナ禍も徐々に収束を見せ、マスク着用も任意となった昨今。いっときは客足が遠のいていた温泉施設やスーパー銭湯も、コロナ前の賑わいを取り戻しつつあるようだ。
そんな温泉やスーパー銭湯の女湯や女性用更衣室といえば、男湯や男性用更衣室とくらべて、いつもキレイに利用されているというイメージを持つ人たちも多いかもしれない。しかし実際は、女性同士でも指摘しづらいNGマナーが多々みられるという。最近も某銭湯がツイッターで、「女性客が毛染め液を使ってタイルが赤くなった」と嘆く声も話題になった。今回は温泉・スーパー銭湯好きの女性たちに「絶対にやめてほしいマナー違反」について話を聞いた。
長い髪の毛が大量に…
「更衣室でドライヤーを使用したあと、長い髪の毛を落としているのに拾わない人が多すぎると思います。床に髪の毛が落ちていることも不快ですが、洗面台に落ちた自分の髪の毛を拾わずにメイクルームを立ち去る女性がたくさんいる。人生で他人の髪の毛をどれだけティッシュでくるんで捨てたか数えられないくらいです。最低限、自分が汚したエリアは綺麗にしてほしいと思います」(30代女性)
サウナルームで場所取り
「若い人のマナーに苦情を言う大人は多いと思いますが、サウナルームに私物を持って入るおばさんたちに物申したいです。サウナルームは、ビート板のようなマットを敷けるところが多いんですが、そのマットの他に持ち込み禁止のペットボトルや、小顔ローラー、タオル、垢すりなどを持参して、席を独占している人がいるんです。正直、サウナルームは狭いので、場所取りはしないでほしいですし、自宅代わりに使わないでほしい」(10代女性)
更衣室でスマホをいじる
「更衣室ではスマホの利用が禁じられていますよね。今では誰もがスマホで動画や写真が撮れてしまう時代なので、着替えの部屋でスマホを開かないことは常識だと思います。ただ、そういうルールはあっても、若い人たちは基本的にスマホをいじっているんですよ。その隣で着替えをするのがすごく嫌です。でも揉め事になりたくないので、自分からは注意できない。スタッフさんが巡回して、注意してほしいと思います」(30代女性)