高級ドライヤーを独占
「最近は温泉施設などのメイクルームに、ダイソンやリファなどの高級ドライヤーが設置されているところが増えています。女友達同士で温泉に来ている子たちは、そういうドライヤーの席を独占して、何十分も座っておしゃべりしていることがある。そこでダラダラとメイクをしはじめたりするので、早く次の人に譲ってほしい。他の人への意識が欠けている利用客は多いと感じます」(20代女性)
体を洗わず湯船に直行
「温泉や銭湯のマナーとして、もっとも初歩的なものといえば、体を洗ってから湯船に入ることですよね。でも、それができていない人はたくさんいるんです。外国人向けに英語や中国語で利用方法を掲示している温泉施設は多いですが、そもそも日本人でも、体を洗わずに湯船に直行する人はいます。先日は温泉で、30代くらいの母親と、小さいこども2人が、更衣室からそのまま露天風呂に直行し、ドボンと湯船に浸かっていた。ちょっとショックでした」(50代女性)
メイクを落とさずに湯船に入る
「温泉に行くと、メイクをしたまま髪の毛をアップにして湯船に浸かっている女性が結構たくさんいます。体は洗っているのかもしれませんが、汗をかくし、湯気でメイクが落ちますよね。それが汗になって湯船に落ちるわけです。なかには湯船のなかで、顔にお湯をかける人もいるんですよ。ファンデーションとかアイシャドウとか、そういうものが湯船に流れていくと思うと、同じ女性でも、もう少し他の利用者のことを考えてほしいと思う。お風呂に入る前に、髪の毛、顔、体をすべて洗ってほしいです」(30代女性)
この他にも女湯でのトイレの使い方、温泉内へのペットボトルの持ち込みなど、さまざまな不満の声が聞こえてきた。女性同士でもなかなか注意しづらいというマナー違反。自分も無意識のうちに同じようなことをやっていないか、あらためて振り返ってみてもいいだろう。(了)