意外な形で注目を集めた大谷工業は1946年、現在の富山県射水市で創業(同社ホームページより)
ただ、当の大谷選手が準決勝の米国ラウンドに向けて日本を離れたこともあって、大谷工業株も17日には1万円を割り込むなど乱高下が続いている。
「もはや日本で大谷選手を見られなくなったことで“材料出尽くし”なのかもしれませんが、準決勝、決勝と勝ち進んでいけば、再び動意づくかもしれません」と先の市場関係者は見る。
なお、大谷工業の見解を聞くべく、取材を申し込んだところ、「株価に関する取材は一切受けておりません」とのことだった。本家の「大谷」株はうなぎ上りだが、はたして……。(了)
投打で活躍した3月9日の中国戦。翌10日の大谷工業の株価はストップ高に(写真/AFP=時事)