家計

クレジットカード所有枚数は「3枚がベスト」の理由 「1枚しか持たないのはリスキー」と専門家

 3枚の組み合わせを選ぶ際はポイントの種類に加えてカードのブランドにも注目したい。国内ではマスターカードでしか支払えない店もある一方で、海外ではJCBカードを使えない店が多い。VISAやマスター、JCBなど国際ブランドを組み合わせておくと安心だ。

「海外旅行の傷害保険や、カードで購入した商品を補償するショッピング保険など、カードにひもづいている付帯保険も種類によってさまざまです。会員向けの優待内容も含めて、入会前にチェックしておくといいでしょう。ゴールドカードなどのステイタスカードは、“空港でラウンジを使いたい”など明確な目的がない限り、年会費が高くなるのでやめた方がいい。年会費が無料のものか、年1回の利用など一定の条件で無料になるカードがおすすめです」(丸山さん)

 ブランドとともに、上限額の設定もしっかり確認したい。

「クレジットカードのデメリットは、お金の流れが目に見えづらいこと。あえて限度額を10万円など低めの金額に設定して“使いたくても使えない”仕組みを作ってください。後払いであることを忘れず、食費や被服費を決めたら、予算内で買い物をすることも心がけましょう」(祖父江さん)

※女性セブン2023年4月27日号

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