外国人にも人気があるカプセルトイ
目当てのものじゃなくてもショックは少ない
カプセルトイで、お菓子や食べ物、動物などのミニチュアを集めているという自営業・Bさん（30代男性）はこう話す。
「仕事の取引先との打ち合わせでも、食べ物のミニチュアのキーホルダーなんかを持っていると、話のネタになります。もちろん好きで集めているものですが、コミュニケーションツールになるというのは、大きなメリットです」（Bさん）
最近のカプセルトイは、1回300～500円くらいで、全部で5～6種類ほどというケースも多い。Bさんが言う。
「全部で5種類くらいなので、2～3回トライすれば、たいてい欲しい物が取れる。クレーンゲームにたくさんのお金を使うよりも、よっぽどコスパがいいと思います。また、クレーンゲームだと景品が取れずに終わることもありますが、カプセルトイなら絶対に持ち帰れるという安心感もあります。
私はスマホゲームでも“ガチャ”に課金をすることもあるんですが、そっちの場合は、何が当たるかによって、その後のゲームの展開も変わってくるわけで、ハズレたときのショックも大きいものです。
でも、カプセルトイはどの商品が出てきても、その後何かに影響することはないので気楽だし、そこまで欲しくないものが出てきても、そんなにショックを受けることはない。さすがにダブってばかりだと、ちょっとショックですが（笑）。気軽であるからこそ、たくさんお金を使ってしまうというのはありますが、変なギャンブル感がないのも、個人的に楽しめている理由だと思います」（Bさん）
