金投資の注意点
前述した通り、金には金利がつきません。そのため金利上昇局面では不利になります。複利による資産運用ができないので、長期保有で爆発的に増えることはありません。
また、純金積立の場合は、その都度、買付手数料がかかります。証券会社によって手数料は異なるので、その点は確認が必要です。投資信託の積立の場合は、信託報酬もチェックしましょう。通常のインデックス投信よりはお高めになります。
《本日のまとめ》
・金投資はインフレや地政学リスクのヘッジの意味合いも
・投資するなら時間分散で積立投資
【プロフィール】
藤川里絵(ふじかわ・りえ)/個人投資家・株式投資講師・CFPファイナンシャルプランナー。2010年より株式投資をはじめ、主に四季報を使った投資方法で、5年で自己資金を10倍に増やす。普通の人が趣味として楽しめる株式投資を広めるため活動し、DMMオンラインサロン「藤川里絵の楽しい投資生活」を主宰。本稿の関連動画がYouTubeにて公開中。