快適クルマ生活 乗ってみた、使ってみた

街乗りも楽しめる「スバル・クロストレック」 “アイサイト史上最強”を謳う安全装備の実力やいかに

 この「スバルのすべてが詰まっている」コンパクトなボディをドライブしながら、唯一の問題として燃費のことが浮かんできました。カタログ燃費ではWLTCモード燃費で19.3km/L。現実には高速と郊外モードが全走行距離の7割ほどで16~18km/Lといったところでした。この辺はさらにじっくりと日常モードでチェックしたいと思いますが、郊外で乗り回したテストではカタログ燃費を少しだけ下回りました。多分ロングドライブでは20km/Lをクリアするかもしれません。そしてライバルの中には20km/Lを越えるものも多くいます。ただ、最大のエコロジー&エコノミーは、事故などのトラブルがないこと、という考え方をすれば、十分にお買い得感があるように感じました。

【スバル クロストレック】
車両本体価格:332万2000円(リミテッドAWD/税込み)
ボディサイズ全長×全幅×全高:4,480×1,800×1,580mm
車重:1,610kg
最小回転半径:5.4m
最低地上高:200mm
駆動方式:4WD
トランスミッション:無段変速CVT
エンジン:直列3気筒ターボ1,995cc
最高出力:107kw(145PS)/6,000rpm
最大トルク:188N・m(19.2kgf・m)/4,000rpm
モーター:交流同期電動機
モーター最高出力:10kw(13.6PS)
最大トルク:65N・m(6.6kgf・m)
WLTCモード燃費:19.3km/L

【プロフィール】
佐藤篤司(さとう・あつし)/自動車ライター。男性週刊誌、ライフスタイル誌、夕刊紙など一般誌を中心に、2輪から4輪まで“いかに乗り物のある生活を楽しむか”をテーマに、多くの情報を発信・提案を行う自動車ライター。著書『クルマ界歴史の証人』(講談社刊)。日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員。

ドライバーの死角となる部分を極力減らして運転性が向上。開放感もある

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大学の研究機関とともに人間工学を採り入れながら、安定していて疲労感のない前席を開発

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