「仲の良い同僚によると、『顔に自信あるんじゃない?』『男性社員からチヤホヤされたいんでしょ?』などと陰口を言われているらしいんです。ある意味勇気を出してマスクを外したことで、こんな目に遭うとは思いませんでした。もちろん反論したい気持ちはありますが、今は様子を見て、いつか自然に収まるのを待つつもりです」(同前)
そんな社内トラブルをきっかけに、転職も視野に入れ始めたというスズカさん。「マスクを着けても着けなくても文句が言われないような職場に巡り合いたい」と話していた。
任意であるはずのマスク着用だが、関わる人や場所によっては考え方が異なり、時にはスズカさんのケースのようなトラブルにも発展してしまうようだ。感染対策はもちろん重要だが、マスク着用の有無に関わらず、個人の意見が尊重されるような社会になっていってほしい。(了)