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「投稿が見られる」「返信の義務感がない」 若者たちが「連絡手段はLINEよりインスタがいい」という事情

お店をインスタで検索してそのまま送る

 都内の私立大学に通う女子学生・Cさんも日常的に使うのはInstagramのDM。LINEは「仕方なく入れている」そうだ。Instagramのどこに魅力を感じているのだろうか。

「LINEは家族、バイト先、ゼミの教授、サークルのOB・OGの方々とのやりとりに使っています。LINEグループなら、集団でのコミュニケーションが簡単で、それはメリットかなと思います。ただ、それだけの用途でしか使わないから、返信や既読が遅くなりがち……。最初は返信しなくちゃと思っていましたが、もう自分のなかで未読スルー、既読スルーも当たり前になりました。

 インスタは、飲み会や待ち合わせの場所を連絡するのが便利ですね。例えばどこか行こうとなったら、まずインスタで『#新宿 焼き肉』みたいに探しますが、行きたいお店があればそのまま送れる。お店のアカウントがあれば公式の写真や場所も確認できるし、そのままインスタで行った人の感想や写真もチェックできます」(Cさん)

 彼ら/彼女たちの声を聞く限り、連絡手段としてインスタのDMを使うメリットは少なくない様子。世代によって連絡手段として使うツールは分岐しつつあるようだ。(了)

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