元陸上自衛隊衛生学校心理教官でメンタルレスキュー協会理事の下園壮太さんは、季節の変わり目や、更年期など体が変化するときに「磨きたくなる」人がいると話す。
「どちらもエネルギーを消耗してメンタルが落ちやすいため、心を整えたいという気持ちが無意識に強くなる。そのときに何かを磨くというのは、まさにピッタリの行為。身近にあるもので、手軽にできるのもいいですね。もちろん無理にやることはありません。ダイエットでも何でもそうですが、『やらなきゃ』と思って始めるとかえってストレスになる。気が向いたときに好きなものを磨くのがいいですね」(下園さん)
鍋でも石でも貝殻でも流木でも、何かを一心不乱に磨き続けることは、自分磨きにもつながりそう。たくさん磨いて、心もお財布もハッピーに!
イラスト/大窪史乃
※女性セブン2023年6月8日号