コロナ禍も落ち着いてきた昨今、“詰め放題”イベントが各地で復活しつつある。お得さに加え、ゲーム感覚で楽しめるところも魅力だ。山梨では「桔梗信玄餅」の詰め放題が人気となっている。
山梨銘菓の「桔梗信玄餅」は2個入り363円。それが220円で詰め放題とあって、全国から訪れる人が後を絶たない。混雑時は早朝から並び、整理券をもらわないと参加できないほどだ。
「コロナ禍以降、他人が触った商品を詰めることのないよう新ルールを採用しています」(桔梗屋スタッフ・福田凌さん)
新ルールでは、詰める数を事前申告し、渡された桔梗信玄餅をビニール袋に詰める。詰められなかった分は1個100円で買い取りになるため、少なめに申告し、足りなくなったら、その都度増やしていくのがポイントだ。平均12個なので、そこを狙うために、最初は10個から申告するのがおすすめ。
●上手に詰めるコツ
【1】詰めるときの邪魔になるので最初にすべてのようじをはずしておく。
【2】袋を全体的に伸ばしながら桔梗信玄餅を縦に入れて土台を作る。上部を表側にして差し込み、5~6個は詰めたい。
【3】1・2段目に同数を詰めたら、3段目にたくさん詰められるよう、ビニール袋を少しずつ伸ばす。最後のひと押し!
【4】袋の上部をねじり、風船縛りにする。ようじを使うと結びやすい。
桔梗信玄餅工場テーマパーク/9時~工場隣「グリーンアウトレット1/2」で開催。混雑時は先着順で整理券配布(商品数や状況で配る時間は異なる)
料金:220円
住所:山梨県笛吹市一宮町坪井1928
※詰め放題の開催予定や参加方法、商品内容は時期や各店舗により異なる場合があります。詳細は各ホームページや店舗で事前確認の上、お出かけください。
取材・文/北武司 撮影/浅野剛
※女性セブン2023年6月15日号