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害虫三冠王・ゴキブリの知られざる謎15選 「抵抗するときに鳴き声」「白い個体の正体」「1匹いたら30匹いる?」

●1匹いたら30匹はいるって本当?

「これは事実です。ゴキブリは隠れた場所で増殖します。たまたま見かけた1匹が産卵すれば、1か月後には20~40匹にもなります」(アースウェル代表取締役・大久保柾幸さん・以下同)

 メスは成虫になって1週間もすれば卵を産むようになる。クロゴキブリは一生に約17回、チャバネゴキブリで4~8回、約1か月ごとに産卵を繰り返すという。

「チャバネゴキブリの場合、1つの卵に約40匹の子供が入っています。私が計算したところによると、1匹のゴキブリが半年で約33万匹に増えることになるんです」

 30匹どころではなかった……。

【プロフィール】
柳澤静磨さん/磐田市竜洋昆虫自然観察公園職員。日本産ゴキブリの新種を含め、新種ゴキブリを5種も発見したゴキブリ研究者。“ゴキブリスト”としてゴキブリの魅力や生物保全の重要性を発信。著書に『ゴキブリ研究はじめました』(イースト・プレス)。

大久保柾幸さん/アースウェル代表取締役。殺虫剤を使用しない特殊技術で飲食店や病院などのゴキブリ対策を行う会社を経営。2017年には年間5万匹減、駆除効果99.9%を20年連続達成したゴキブリ対策の専門家。著書に『ゴキブリ退治に殺虫剤は使うな!』(白夜書房)。

イラスト/こさかいずみ

※女性セブン2023年7月6日号

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