TSUTAYAは「書店」として利用
メーカーに勤務する40代女性・Cさんは、学生時代、家の近くにレンタル店があったおかげで映画好きになったと振り返る。
「一人暮らしをしていた頃はレンタル店が近所にあったので、毎日のように通っていました。それで週末に見たいドラマや映画のビデオやDVDを借りて、一気に見ていました」(Cさん)
そんなCさんは現在、TSUTAYAを「書店」として利用しつつも、子供が視聴する作品はあえてレンタルしているという。
「子供とお散歩のついでにTSUTAYAに行きます。私は映像や音楽作品というよりは、書籍目的ですね。トレンドの漫画なんかがわかりやすいので、楽しいですよ。レンタルの利用は子供向け作品です。サブスクだと子供が動画をずっと見続けてしまうと思って、あえてレンタルすることで、『この日までに返さなきゃいけないんだよ』と区切りが設けられるのはいいかなと思っています」(Cさん)
そうした“レンタル愛好家”はいるものの、レンタル店が減っていく流れには歯止めがかかっていない。この先“レンタルCD・DVD”は死語になってしまうのだろうか。(了)