広告代理店に勤務する男性・Cさん(52歳)は、現在進行系で「職場の飲み会は、周囲への配慮に疲れる」と漏らす。
「飲むのは好きですし、職場の飲み会にもよく付き合わされました。でも今、同世代と飲むと、給料や待遇、物価、健康など、どんな話でも暗い方向になりがちだし、若手と飲むのも相手が不快じゃないかなと気を遣う。結局誰と飲んでも気を遣わなくてはいけないので、職場の飲み会は疲れます。気の置けない仲間同士か、一人でゆっくり飲むのがいちばん楽しめます」(Cさん)
いまでは考えられないような飲み会を耐えてきた50代。時代が変わってようやく“飲み会嫌い”を公言できるようになったのかもしれない。(了)