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夏の定番アイテム「ハンディファン」“便利だけどあまり使わなくなった”その理由

「外出時に充電残量を気にするのが面倒だったし、バッテリー切れすると荷物でしかないので、持ち歩かなくなりました。でも、家では活躍しています」という人も(イメージ)

「外出時に充電残量を気にするのが面倒だったし、バッテリー切れすると荷物でしかないので、持ち歩かなくなりました。でも、家では活躍しています」という人も(イメージ)

ハンディファンに髪と爪に巻き込まれ…

 ハンディファンの使用でいろんな不都合を感じたという人もいる。IT企業に勤務する20代女性・Bさんが、その注意点について語る。

「髪と爪や巻き込まれるリスクがあるので、どちらも長い人は気をつけた方がいいです。私自身、髪は抜けたし、爪も欠けました。それと想定外だったことがもうひとつ。顔に当たる風でコンタクトレンズが乾くことですね。だたでさえドライアイなのに、たまったものではありません。以前は外出時に欠かせないアイテムでしたが、今はたまに持ち歩く程度です」

 混雑するところでは他の人の髪を巻き込むリスクもある。Bさんは一度、満員電車で手痛い失敗をした人を目撃した。

「以前、満員電車でハンディファンを使っていた人がいたんですが、急停車で前にいた女性の髪の毛を巻き込んでしまっていました。幸い、女性の髪を切ることはありませんでしたが、恐ろしい……。使う場所は選ばないといけないですね」(Bさん)

充電残量気になるので家でしか使わない

 メーカーに勤務する30代女性・Cさんは、ハンディファンを外で使わなくなったが、家の中では重宝しているという。

「外出時に充電残量を気にするのが面倒だったし、バッテリー切れすると荷物でしかないので、持ち歩かなくなりました。でも、家では活躍しています。

 夏場のお風呂あがり用としても便利。脱衣所に置いておくと体がほどよく冷えて汗だくにならなくて済みます。節電のためにエアコンの設定温度を少し高めにしているので、ちょっと暑いな、と感じたときはハンディファンを重宝します」(Cさん)

 猛暑を追い風に急速に広まったハンディファン。ライフスタイルに合わせて向き不向きもあるので、うまく使いこなしたい。(了)

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