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特養ホーム入居のハードル上がり、安価な高齢者施設として注目集める「ケアハウス」という選択肢

2人用の居室も完備。夫婦で一緒に入れる

2人用の居室も完備。夫婦で一緒に入れる

 すずらん苑の場合、自立して生活ができる要介護2までの人が入居対象だが、要介護3になっても同じ建物内に特別養護老人ホームが併設されているので安心である。

 老後の生活を考えるとき、大金を貯金しなければと思いがちだが、介護が必要になったとき、どこに住むかまで道筋を立てておけば問題ないのだと、畠中さんは言う。

【プロフィール】
畠中雅子さん/ファイナンシャルプランナー。新聞、雑誌、ウエブでの執筆活動のほか、セミナー講師、講演、相談業務、金融機関へのアドバイス業務なども行う。主な著書に『どっちがお得! 定年後のお金』(高橋書店)、『サヨナラ お金の不安』(主婦の友社)など。

取材・文/上村久留美

※女性セブン2023年9月14日号

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