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「恐ろしく面倒くさい!」18歳以下に年6万円支給、東京都の「018サポート」を申請してみた 手続き時に直面する「3つの難所」とは?

 しばらくして自動的に画面が変わると、「新規ユーザー登録」となる。ここではメールアドレスとパスワードを新規作成するだけなので、一般的なネットサービスの初期登録と同じで特に難しくはない。メールアドレスが認証されたら、「ログイン」画面に移動して、入力したメールアドレスと自分で決めたパスワードを入力する。

新規ユーザー登録が必要(画像は東京都のHPより)

新規ユーザー登録が必要(画像は東京都のHPより)

一度登録した後は、ログインで、今回の018サポートの事業のページに入る(画像は東京都のHPより)

一度登録した後は、ログインで、今回の018サポートの事業のページに入る(画像は東京都のHPより)

 すると「申請はこちらから」というボタンがある画面に入る。ボタンを押すと、「はじめに(申請前の確認)」で、再びDVなどで避難している家庭や里親家庭などではないかを確認される。一つ進むと、「利用規約等について」の画面。プライバシーポリシーなどを読んで、「同意」するボタンを押す。

「申請はこちらから」のある画面

「申請はこちらから」のある画面

DVなどの状況にチェックを入れる(画像は東京都のHPより)

DVなどの状況にチェックを入れる(画像は東京都のHPより)

 次は「誓約・同意事項」だ。11項目を読んで同意することが必要で、しっかり読むとなかなか難しい言葉が並んでいる。例えばこんな具合だ。

〈018サポート給付金の支給要件の該当性を審査等するため、東京都が保有する認定請求者及び対象者に係る住民基本台情報などの公簿等や、対象者に関する児産手当の受給状況に係る情報、対象者に関する施設入所・里親委託等の状況に係る情報について、利用することに同意します〉(原文ママ)

多岐にわたる誓約・同意事項(画像は東京都のHPより)

多岐にわたる誓約・同意事項(画像は東京都のHPより)

「児産手当」というあまり聞かない言葉があった。おそらく「出産育児一時金」「出産手当金」の略なのではないかと見当をつけて、すべて同意し次に進んだ(*注/後日、東京都福祉局に取材したところ、「児産手当」は「児童手当」の誤字、「住民基本台情報」は「住民基本台帳情報」が正しい表記とのことだった)。

 続いては対象者の年齢確認だ。「すべての対象者(子供)が18歳未満である」にチェックを入れて進む(18歳ちょうどは成人のため、本人が申請することができる)。

今回、18歳「以下」の子供が対象。再確認画面も手続きの途中で現れる(画像は東京都のHPより)

今回、18歳「以下」の子供が対象。再確認画面も手続きの途中で現れる(画像は東京都のHPより)

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