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「恐ろしく面倒くさい!」18歳以下に年6万円支給、東京都の「018サポート」を申請してみた 手続き時に直面する「3つの難所」とは?

保険証を写真に撮り、「番号・記号」を塗りつぶす

 上記で調べた「A27-1」を入力して、子供の名前、フリガナ、生年月日などを入力していくと“第3のハードル”が待っていた。子供の情報が確認できる書類の提出だ。

 健康保険証の写真をアップロードすればいいのだが、ここで記号・番号・保険者番号などを「マスキングして提出してください」の指示が出てくる。

実際にやってみると…(黒いマスキングが指定された箇所)

実際にやってみると…(黒いマスキングが指定された箇所)

 スマホで保険証を撮影し、パソコンにデータを移し、画像加工ソフトで当該部分を黒で塗りつぶす。文字で書くとそれだけなのだが、やけに手間がかかるように感じる。パソコンで作業していたのに、ここでもスマホの登場だ。

 子供が2人なので、「A27-1」から始まってマスキングを施した健康保険証の写真アップロードまでを2回繰り返す。

 ようやくゴールが見えてきた。「登録内容の確認」で、申請者(自分)と対象者(子供)の情報を確認し「申請完了」画面で「認定請求受付番号」が出てきた。登録したメールアドレスにも「認定請求の申請を受け付けました」というメールが送られてきた。ここまででパソコンとスマホで40以上の画面を遷移して、3つの画像をアップロードした。読者の方が実際に申請しようとする際は、時間に余裕があるときに手続きを始めることをお勧めしたい。

確認画面(画像は東京都のHPより)

登録内容の確認画面(画像は東京都のHPより)

完了すると「認定請求受付番号」が付与される(画像は東京都のHPより)

完了すると「認定請求受付番号」が付与される(画像は東京都のHPより)

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 全体を振り返ると、最初からスマートフォンで申請すればパソコンと往復する手間はなかったのだろう。ただ、「対象者区分」を調べたり、画像を加工したりしながら手続きをするのは、やはりパソコンのほうが便利だったと考えられる。また、本人確認書類の種類によってはもっと手続きは簡単だったのかもしれない。実際にネットの声を見てみると、「複雑すぎる!」「恐ろしく面倒くさい」「トラップ多すぎ」など、申請手続きに苦労した人が多いこともうかがえる。

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