9月13日、アップルはiPhone 15シリーズの発表に伴い、いくつかの機種の販売を終了した。なかでも、特に話題を集めているのが「iPhone 13 mini」だ。
iPhone 13 mini は2021年に発売され、そのコンパクトさから日本では根強い人気があった。しかし昨年のiPhone 12 miniに続き、今年はiPhone 13 miniが姿を消すことになった。これにより、小型モデルの選択肢はiPhone 8のデザインを踏襲したiPhone SE第3世代(iPhone SE3)一択になった。
あくまでもアップル公式サイトでの販売終了とはいえ、miniシリーズの“消滅”に「小型スマホ」好きのユーザーたちから嘆きの声が上がっている。
まさか販売終了するなんて…
メーカー勤務の30代男性・Aさんは現在、iPhone 13 miniユーザー。「iPhone 15シリーズでminiが出ないことよりも、iPhone 13 mini が販売終了する方が辛い」と嘆く。
「iPhone 14シリーズでminiは出ていないので、15シリーズでもUSB Type-Cに対応したminiは出ないだろうなと薄々予想していました。でもまさかiPhone 13で残っていたminiが消えるなんて……。今、持っているminiが壊れるまで使います」
コンパクトかつ高性能のminiモデルは、Aさんにとって使い勝手がいいのだという。
「軽くて小さいから携帯性に優れているうえに、性能も十分。miniのサイズはポケットへの出し入れがスムーズで、片手持ちできて便利なんです。本格的に動画を見たりゲームをするときはタブレット端末を使うので、大画面は必要ありません。個人的にはminiはiPhone史上で最も使いやすいモデルだったので残念です」(Aさん)