閉じる ×
ライフ

大人になって痛感する「字が下手」なことの恥ずかしさ 「昔は“読めればいい”と開き直っていたけど…」

「結婚式のご祝儀なんかで、筆ペンで文字を書かなきゃいけないことがあって、そういう時は本当にイヤ」と、自身の丸みのある字にコンプレックスを抱いているBさん(イメージ)

「結婚式のご祝儀なんかで、筆ペンで文字を書かなきゃいけないことがあって、そういう時は本当にイヤ」と、自身の丸みのある字にコンプレックスを抱いているBさん(イメージ)

丸みのあるクセ字が「読みにくい」

 商社勤務の40代男性・Bさんは、自身の丸みのある字にコンプレックスを抱いている。

「職場で付箋に業務連絡を書いて渡すと、丸みのあるクセ字のせいか、『女子高生みたいな字』とよく言われます。自分でも子供っぽい字のような気がして、人に見せたくない。部下は字がきれいで、よくメモをもらうのですが、そのたびにコンプレックスを抱きます。

 結婚式のご祝儀なんかで、筆ペンで文字を書かなきゃいけないことがあって、そういう時は本当にイヤ。字がきれいな人がつくづく羨ましいのですが、先日、同僚の女性に『字がきれいでいいね』と言ったら、『字だけは練習すれば誰でもうまくなるので、やらないのに羨ましがるな』とバッサリ言われました。ごもっともです……」

子供の連絡帳に書く自分の字が恥ずかしい

 IT企業に勤務する30代女性・Cさんは、子供の連絡帳など、子育て関係で字を書くことが頻繁にある。そうした生活になって、自分が書く字を恥ずかしく感じるようになったという。

「子供が保育園に入園以降、手書きで文字を書く機会が増えました。特に連絡帳は毎日のようにやり取りするので、自分の字の下手さが嫌でも目に入って恥ずかしい。字なんて下手でも読めればいいと開き直っていましたが、誰かに読んでもらうとなるとやっぱり勝手が違います。自分だけが見る分にはいいかもしれませんが、誰かに読んでもらうなら、できるだけきれいに読みやすく書かないと失礼だと感じるようになりました」

 きっかけは保育園の先生の文字でもあった。

関連キーワード

注目TOPIC

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。