「保育園の先生が書く字が、きれいで読みやすいんです。でも、別のクラスの子の先生の字を見せてもらったら、正直下手。読めることは読めるんだけど、クセ字というか……。同じ文字でも、字のきれいさによって人に与える印象って違うんだなと痛感しました。私も子供の頃にもっと真面目に練習しておけばよかったと後悔しています」(Cさん)
今ではパソコンやスマホで済ませられることも多いが、手書きする機会は意外と多いもの。とはいえ字をきれいに書こうとしても、それまで下手だった人が急にうまくなるわけではない。若い頃は「読めればいい」と開き直っていても、大人になってからあらためて自分の字が恥ずかしいと感じる人は、意外と少なくないのかもしれない。(了)