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スマホの“液晶保護フィルムの沼”にはまる人たち 「気泡が入って買い直しの繰り返し」「アンチグレアにこだわって散財」

iPhone用液晶保護フィルムの中には7200円の高価なものも(Apple公式ホームページより)

iPhone用液晶保護フィルムの中には7200円の高価なものも(Apple公式ホームページより)

アンチグレア仕様へのこだわりで「お金がかかって仕方ない」

 不動産会社勤務の40代男性・Bさんは、耐久性、防指紋、画面のギラつきを抑えるアンチグレア仕様にこだわっている。

「画面の反射と指紋が気になってしまうので、ノートパソコン、タブレット端末、スマホのすべてに、アンチグレアのフィルムを貼っています。グレアのフィルムにした方が画質は鮮やかできれいなんですけど、私には目の負担がかかるように感じるので」

 メーカーによって、アンチグレアフィルムの見え方も異なると感じるBさん。満足できる画質のものを探そうとすると、「お金がかかって仕方がない」そうだ。

「Apple製品だと選択肢が豊富で魅力的ですが、逆に選ぶのが大変。一方でAndroidかつマイナーな機種のスマホだと妥協も必要です。人それぞれ見え方が違うので、レビューはあまりあてにならない。とにかく出たとこ勝負ですが、貼ってみたら“何か違う”ということも多々。

 貼り付けに失敗して散財することもしょっちゅう。フィルムを貼るのが当たり前ではなく、何も貼らなくていい画面にしてほしいくらいです(笑)」(Bさん)

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