家計

コロナ明け初の年末年始は“ご褒美出費”にご用心 「攻めの節約」を実践するための3つの禁忌「怖い」「わからない」「めんどくさい」

買うかどうか迷ったら「欲しいかどうか」ではなく「必要かどうか」を基準に

買うかどうか迷ったら「欲しいかどうか」ではなく「必要かどうか」を基準に

細々とした節約より「攻めの節約」

 お金に愛される人は、お金を大切にする人。1円たりとも、お金をムダに使うようなことは決してない。いまの季節であれば、値上がりし続けている電気代をいかに削るかで手腕が試されると丸山さんは続ける。

「真の節約上手は、こまめに電気を消すといった効果の薄い細々とした節約を続けるのではなく、電気代のプランや電力会社から変えたり、初期コストを払って家電を節電効果の高い最新式に買い替えたりと、大きな金額を効率よく抑える『攻めの節約』をしているのです」

 それを実践するためには、事前の下調べと少しの勇気に加え、“3つの常套句”をいかに回避できるかがカギとなる。

「お金に愛される人は『怖い』『わからない』『めんどくさい』を言いません。例えば、いまは毎月のクレジットカードの紙の明細や通帳などにかかる数百円の手数料は、デジタル化すれば無料になります。お金を大切にする人は、そうした新しい情報に興味を持ってどんどん取り入れて得をするのです。

 一方、お金に嫌われる人は、格安スマホにすれば毎月の固定費のうち通信費が1万円近く抑えられるのに“SIMフリーって、よくわからない”と大手キャリアのものを使い続けたり、年会費の高いクレジットカードを“解約がめんどくさい”と持ち続けたりしている。新しいものを受け入れて学ぶことも、お金に愛されるためには大切なのです」

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