これには、実際にイルミネーションを行っている近畿地方のある自治体の女性職員(20代/女性)も同意する。
「わが町にはこれといった観光名所はありませんが、数年前から自治体、地元の商店会、工業団地が協力してイルミネーションを始めて、フォトコンテスト、マルシェ、クリスマスコンサートなどを行って、多くの人が集まっています。当初は業者に取り付けを発注していましたが、自宅をライトアップしている職員から“業者に頼まなくても出来る”という声が上がり、職員と地域の人達が協力してライトを設置。費用を大幅に押さえられました。
これまでも色々なイベントをやってきましたが、完全に集客に失敗したものもあり、頭を悩ませていたところで、大ヒットだったのがイルミネーション。費用対効果は抜群で、これからも末永く続けていく予定です」
こうして、冬の風物詩として定着しつつあるイルミネーション。とはいえ、中には苦手な人もいるようなので、観覧に誘うときは気をつけておきたい。(了)