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【確かに幻想的だけど…】“イルミネーションが苦手”な人たちの本音 「1~2分見れば十分」「渋滞地獄」「とにかく寒い」

冬の風物詩となったイルミネーション(時事通信フォト)

冬の風物詩となったイルミネーション(時事通信フォト)

 冬の到来とともに、各地で開催されるのがイルミネーションイベント。都内だけでも丸の内、渋谷公園通り、六本木ヒルズ、大井競馬場など、あちこちでイルミネーションが点灯されているが、なかには“イルミネーションがどうも苦手”という人もいる。あんなにキレイで幻想的なのにどうして? その本音を聞いた。

「正直1~2分見れば十分」「星を見たほうがいい」

 イルミネーションはデートコースとして定番だが、「どうにも苦手」と語るのはOさん(20代/女性)だ。

「確かにキレイで幻想的だとは思いますが、正直1~2分見れば十分です。寒いし、人は多いし、ちょろっと見たらさっさとご飯に行きたい。いつまでも歩かされると、“デート代をケチってるだけ”と思っちゃいます」

 元々、イルミネーション自体は嫌いではなかったが、イルミネーションデートの苦い思い出がトラウマになっているという人もいる。Uさん(30代/女性)はが語る。

「10代の頃、男の子からイルミネーションデートに誘われました。そこまで好きな相手でもなかったのに、寒空の中、会場の隅から隅まで2時間以上も連れ回され、がっつり風邪を引いて、年末年始は寝込む羽目に。あれ以来、イルミネーションと聞くと身体がブルブル震えてトラウマを抱えるようになりました」

 Kさん(50代/男性)は、イルミネーションの「意味がわからない」という。

「イルミネーションを見ると、キレイだという前にもったいないと感じてしまいます。ついこの間まで節電を呼びかけていたのに、“100万個の電球を使って”だの“これから1か月、5時から10時まで点灯します”といったニュースを見ると、“じゃあ、今までの節電要請は何だったんだ?”という怒りの方が大きくて……。LEDだから消費電力はそれほど大きくないのかもしれませんが、やっぱり気持ちの問題は残りますよね。

 だいいち、わざわざ人工的な電球の光を見る意味が分からない。それなら星を見る方がよくないですか?」

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