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【実は“スープが冷める距離”が最適?】シニア層と子供世帯にとってちょうどいい“住まいの距離感”は「電車で30分」くらいの近居というワケ

親子で近居するにあたって活用したい“得する制度”も

「30分くらいの距離なら、何かあった時にすぐに駆けつけてもらえます。また、親子で近居するにあたっては活用したい“得する制度”もある。自治体によっては、住宅購入費の補助金やUR賃貸住宅の近居割りを受けられるケースがあります。自治体の福祉や住宅関連の課などに問い合わせるといいでしょう」(山本氏)

 近居する場合を含め、親子の関わり合いには注意すべき点がある。山本氏が続ける。

「自分たちと子供たち家族、お互いの生活を尊重することです。過干渉や依存につながらないように、『家を訪ねる際にはお互いに連絡する』『お互いの生活に口を出さない』など、一定のルールを作って守ることがストレスを回避する方法です」

 それが“大人の親子関係”と言えそうだ。

※週刊ポスト2024年1月1・5日号

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