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【忘年会シーズン】カラオケに行かないZ世代若者たちの本音 「人気の曲は難しすぎる」「バ畜学生には室料が高すぎる」「みんなで歌える曲がない」

好みがバラバラだと、みんなで盛り上がるということも少ない?(イメージ)

好みがバラバラだと、みんなで盛り上がるということも少ない?(イメージ)

好みがバラバラで「みんなで一緒に歌う曲」がない

「今って各自がYouTubeやサブスクで各々好きなジャンルの音楽を聴いているので、『同じアーティスト、同じ曲が好き』ということが珍しいです。たとえば僕は1990年代の邦ロックバンドが好きなんですが、周りの友人はVTuberや“歌い手”系、韓国アイドル、HIP-HOPが好きだったりと、かなりバラバラ。

 ヒットチャートの曲を歌おうとすると、AdoやYOASOBI、King Gnu、キタニタツヤとか、歌うのが難しいアーティストが多いんですよ……。YOASOBIの『アイドル』とか、Adoの『唱』なんて、練習しなければ普通には歌えませんよね。親世代だったら、みんなで同じ曲を聴いていた時代だから、一緒にカラオケでJ-POPを歌えたと思います。でも今ではカラオケ以外の娯楽もあるので、わざわざ興味のない曲を聴いて練習するモチベがないんだと思います」(Dさん/22歳男性)

 カラオケ市場低迷の背景には、コロナ禍の打撃がある。一方、カラオケ以外の娯楽が数多く存在し、またコスト的にも割高だと感じるZ世代にとって「カラオケで遊ぶ」ことの優先順位は下がりつつあるのかもしれない。(了)

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