【タイプ2】「定年の時期」「退職金が原資」「中程度リターン目標」
定年前後の時期ならば、退職金で投資したり、再雇用で働きながら余裕資金を投資に回すことになるだろう。その場合、多少のリスクは取れるが、資金も期間も【タイプ1】よりやや減じる。
「株式を50~80%、債券を20~50%の割合で組み入れた『バランス型(株式重視)』の商品があります。元本割れリスクはありますが、株式でリターンを求めつつ、債券でリスクを抑える効果が期待できます」(藤川氏)
●向いている人
60歳から退職金を原資にNISAを始めたい人。60歳以降は再雇用で働くことを想定すれば、多少はリスクを取れる。株式部分でリターンを求めつつ、債券部分でリスクを抑える。
●商品例
DCニッセイワールドセレクトファンド(株式重視型)など
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