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【医療保険の見直しポイント】「入院給付金の支給日数の仕組み」の理解が重要 がん保険なら退院後の治療保障が手厚いタイプに注目

ある程度歳を重ねたら、保険内容の見直しを

 保険を見直す場合の基本的な考え方について、小谷氏はこう言う。

「ある程度歳を重ねたら、保険内容を見直して保障を減らしていくこともひとつです。人によっては入院給付金を1日3000円くらいの最低限のものにして、毎月100~200円の保険料で先進医療特約をつけるという手もあります。医療技術の進歩により保険が適用される標準治療が十分充実しており、先進医療特約は月数百円の保険料で1000万~2000万円の保障になるので、治療の選択肢を広げたいなら検討しましょう。民間の保険は必要最小限の保障で十分という人は、少なくないはずです」

 子供も独立し、大きなお金が必要な局面が少なくなってきたなら、見直しの検討もいいだろう。“なんとなく安心したい”という理由での医療保険加入は、無駄遣いとなりかねない。

※週刊ポスト2024年1月26日号

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