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【ドル円週間見通し】ドルは底堅い値動きか 米企業決算にも注意

・1月22日-26日週に発表される主要経済指標の見通しについては、以下の通り。

○(日)日本銀行金融政策決定会合 23日(火)決定会合の終了予定時刻は未定
・予想は金融政策の現状維持
 今回の金融政策決定会合では政策変更を見送るとの見方が支配的。2%物価目標実現への期待はあるものの、年初に発生した能登半島地震が実体経済に与える影響などが考慮されることから、金融政策の現状維持が決まる見込み。

○(欧)欧州中央銀行(ECB)理事会 25日(木)午後10時15分結果判明
・予想は政策金利の現状維持
 ユーロ圏経済はやや停滞気味であり、ECB理事会のナーゲル独連銀総裁は、「インフレ率が依然として高いため、ECBが利下げを議論するのは時期尚早」と見方を伝えている。政策金利は当面据え置きとなる見込み。

○(米)10-12月期GDP速報値 25日(木)午後10時30分発表予定
・予想は、前期比年率+1.8%
 参考となるアトランタ地区連銀の経済予測モデル「GDPNow」によると、前期比年率+2.4%と想定されている。利上げの影響は小さく、個人消費はまずまずの状況だが、サービス部門の活動がやや低下しており、7-9月期との比較で成長率は大幅に減速する見込み。

○(米)12月コアPCE価格指数 26日(金)午後10時30分発表予定
・予想は、前年比+3.0%
伸び率は2021年4月以降で最小。エネルギー価格の上昇が抑制されていることが広範囲に影響を与えているようだ。サービス価格の上昇率も鈍化しつつあり、12月の数値は11月実績を下回る可能性がある。

○その他の主な経済指標の発表予定
・24日(水):(日)12月貿易収支、(欧)1月ユーロ圏製造業PMI、(欧)1月ユーロ圏サービス業PMI、(米)1月製造業PMI、(米)1月サービス業PMI
・25日(木):(米)12月耐久財受注

【予想レンジ】
・146円00銭-151円00銭

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