「明日の朝まで」を何となく「午前10時」と思っていたら…
締め切りには「明日の朝まで・朝イチ」というパターンもある。広告代理店に勤務する20代男性・Bさんは、「朝まで」とは「朝の10時、遅くても午前中まで」という認識だった。
「それはあくまで自社での認識でした。朝までと言われた取引先への資料を朝の10時半頃に提出しようと思って用意していたら、取引先から『届いていない』と催促の電話連絡がありました。先方の言う“朝まで”とは、つまり始業前のことで、その方の仕事を開始する時間は朝8時とのことで……」
そんなBさんにとって、「朝イチ」は「10時」だ。
「これも人や相手によって違いますよね。銀行の朝イチは9時だし、ショップの“朝イチ”=開店時は11時ということもある。僕の朝イチは10時で、普通だと思いたいのですが、8時とか5時とかだったりする人もいるわけで……。もうわけがわからないので、その資料が届かないと自分の仕事ができないとか、何らか自分の都合がある人は、他人に“朝イチ”と言うのはやめてもらいたいです」(Bさん)
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