無理に光熱費や食費を削ることで病気になり、医療費がかさむようなことがあれば、資産寿命も健康寿命も縮んでしまう。出費を大幅に削減するためには、住居そのものをダウンサイジングするという手もある。
「子供が独立した後なら、夫婦ふたり暮らしに適した小さい家に住み替えたり、大都市から地方都市に移住したりすることをおすすめします。地方都市の中心部なら家賃や物価が安いうえに都心部へのアクセスもよく、車を手放すこともできる。生活水準を下げることなく、生活費だけを下げることができるのです」(野尻さん)
※女性セブン2024年2月22日号