SMBCの新Vポイントは違う銀行の人も検討すべき?
2003年に誕生して以来、約7000万人のユーザーを有し、共通ポイントのパイオニアといわれる「Tポイント」と、三井住友グループの共通ポイントサービス「Vポイント」が4月22日に統合され、新生「Vポイント」に生まれ変わる。
すると会員数は約8600万人になり、4大経済圏に対抗する一大勢力になるというが──。
「Vポイントは三井住友カードのスマホタッチ決済でポイントが貯まりやすく、コンビニやマクドナルド、すかいらーくグループなど対象店での還元率は7%。
それに家族ポイントが5%、さらに「Vポイントアップ」(対象サービス7種類のうち、5つがOlive独自の特典。三井住友カード最大16%、Olive最大20%のポイント還元があるプログラム)に加入していれば8%が加わり、還元率は最大で20%になる可能性があるのでお得です」(ハイジ博士さん・以下同)
Vポイントアップの中には三井住友銀行デジタル口座サービス『Olive』のアカウントによる特典も含まれ、ポイント還元率を最大化するには口座開設も必須になる。
「もし銀行口座開設が面倒でなければ、私は作ることをおすすめします。なぜなら、Oliveの開設時には給与・年金を受け取るごとに200ポイントがもらえる特典が選べ、年12回の入金があれば年間2400ポイント獲得できます。
100万円を銀行に預けても利息が約9円しかつかない低金利の時代に魅力的な選択肢といえるでしょう」
違う銀行をメインにしていて、口座開設はちょっとという人はどうなのか。ポイント情報サイト『ポイ探』の代表取締役である菊地崇仁さんによれば、クレジットカードを作れば新Vポイントを利用でき、 TポイントとVポイント両方の加盟店で利用可能なので、作って損はないという。
「コンビニやファストフードをよく使う人なら、今後有望な新Vポイントはおすすめです」(菊地さん・以下同)