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【ユニクロを長く着る人たち】ファストファッションのイメージに変化 「3シーズン着用は当たり前」「オーバーサイズで“こなれ感”」

ユニクロのカシミヤはへたらず嫌みがない

 ユニクロのニット類を「溺愛している」と熱く語るのは、Bさん(29歳男性/ウェブデザイナー)だ。

「ユニクロはニットが最高です。僕はかなり長い間ユニクロのニット類を買い続けているのですが、カシミヤを用いたセーターやカーディガンは、合計30着を超えています。デザイナーという職業柄、色使いにすごく関心があるのですが、毎年カラバリが刷新されるのはアツいですね。それに、どの色も嫌味がなく、白黒やアースカラーとも合わせやすいのも魅力的です。

 またカシミヤ混、カシミヤ100%などの商品は、軽い上にあたたかく、意外とへたらない。たまにジャケットを着なくてはいけないシーンでも、薄手だからジャケットのなかに仕込みやすい。逆に『これがない人はどうやって冬のシーズンを過ごしているのか?』と疑問に思うほどのレベルで愛用しています(笑)」(Bさん)

オンライン限定のビッグサイズを購入

 都内の大学生・Cさん(21歳男性)は、長く愛用するために、オンラインショップを活用しているという。

「僕はユニクロはかならずオンラインで購入しています。その時のポイントが、2XL以上のオーバーサイズを選ぶこと。90年代リバイバルや、古着の流行を経たここ最近では、セレクトショップやブランドのオリジナル商品も、大きめのサイズが一般的になっています。それらをちょいちょい買うのは大学生なので難しく、かといってユニクロをそのままMサイズとかで着るのは、ちょっとおしゃれじゃない(笑)。

 そこで、オンライン限定の大きなサイズを購入することで、“こなれ感”が出せますし、ハイブラや古着と組み合わせても、さまになります。また大きいサイズを選ぶことで、周りの学生とかぶっている感がなくなり、“ユニクロバレ”しづらいです。もともと商品の品質自体はよいので、もはや捨てる理由もなく、結果的に何シーズンも着続けていますね」(Cさん)

 ファストファッションの代表格として、「ユニクロはワンシーズンごとに買い替える」という人もいたかもしれないが、最近ではユニクロを長く愛用するために様々な工夫を凝らす消費者も増えているようだ。

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