毎日使う消耗品を選んだけど、住まいに圧迫感が
フリーランスデザイナーの20代女性・Bさん(神奈川県在住)は、Aさんのような“生モノ”には手を出さなかった。
「あまり自炊もしないし、日持ちしない食料品は食べ切れないことがわかっていたので、ふるさと納税なら日用品一択だと考えていました」(Bさん)
そんなBさんが選んだのは、「毎日使う消耗品」だった。しかし……。
「返礼品にティッシュとトイレットペーパーを見つけて、これはいいと思って迷わずにチョイス。でもその個数が、ボックスティッシュ60箱、トイレットペーパーは100個。買う手間がなくなるし、絶対使って減っていくものではあるんですが、こちらがなくなったら届くわけでもないし、毎月少しずつ届くわけでもない。一気に届きました。
ワンルームの一人暮らしにボックスティッシュ60箱とトイレットペーパー100個は、まあまあ邪魔でしたね。トイレにある収納棚にはせいぜい10個ぐらいしか入らないし、トイレの後ろや横に積み上げてもまだまだ余る。トイレに入ったら圧がすごいし、何よりYouTuberが遊んでるみたいな絵面になってしまい、遊びに来た友人に大笑いされました。結局、入り切らなかったものは部屋の壁際にうず高く積み上げました。
しかも1年経っても、30個ぐらいしか消費していないような……。日中は会社にいることが多いし、そんなに使わないんですよね。先に置く場所の確保をしておいてからのほうが絶対いいですね」(Bさん)