返礼品を消化するための生活になってストレスに
メーカー勤務の30代男性・Cさんは、一人暮らしの場合「量より質を追求した方がいいことを痛感した」という。
「返礼品で生活費を節約したいという考えを持ってしまいがちですが、食料品は基本的に家族がいる前提。以前、訳あり品で、安くて量があるものを申し込んで使い切るのに苦労しましたし、日々返礼品を消化するための生活になって、結局すごいストレスでした。
一人暮らしでのふるさと納税のコツは『量より質』です。普段、手が届かないような高価なものを少量だけ注文し贅沢を楽しむのがおすすめです。僕は高級な包丁や質のいい寝具を選んだことがありますね。ただ、食品や消耗品じゃないから、毎回同じものを選ぶわけにもいかず、結局ほしいものが見つからない、なんてこともあります」
どれも魅力的で欲を出してしまいそうになる返礼品。一人暮らしの人は、収納スペースの確保や消費できるかどうかを念頭に置きつつ、厳選する必要があるようだ。(了)