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【ドル円週間見通し】底堅い一方で株安を手がかりに円買いの可能性も

・4月8日-12日週に発表される主要経済指標の見通しについては、以下の通り。

○(日)2月経常収支 8日(月)午前8時50分発表予定
・予想は、+30050億円
 参考となる1月実績は+4382億円。第一次所得収支の黒字額は2兆8516億円と高水準だったことが要因。貿易赤字幅の縮小も影響した。2月については第一次所得収支の黒字額は高水準を維持する見込みであること、貿易収支の改善が予想されることから、経常黒字額は1月実績を大幅に上回る見込み。

○(米)3月消費者物価コア指数 10日(水)午後9時30分発表予定
・予想は前年比+3.7%
 参考となる2月実績は前年比+3.8%。住居費の上昇率は鈍化したが、その他のサービス価格の上昇率は特に鈍化してないため、3月のコアインフレ率は2月実績と差のない水準となる可能性がある。

○(欧)欧州中央銀行(ECB)政策金利発表 11日(木)午後9時15分発表予定
・予想は、政策金利の据え置き
 4月の理事会では取得されたデータを分析する作業が主体となる。市場は6月に利下げが開始されると想定しているが、ラガルド総裁の会見で6月利下げの有無は明らかにされる見込み。

○(米)4月ミシガン大学消費者信頼感指数 12日(金)午後11時発表予定
・予想は、 78.7
 参考となる3月実績は79.4で2021年7月以来の水準。4月については3月時点の期待指数が77.4であることから、3月実績を若干下回る可能性があるが、まずまずの水準を維持する見込み。

○その他の主な経済指標の発表予定
・8日(月):(独)2月鉱工業生産
・10日(水):(NZ)NZ準備銀行政策金利発表、(加)カナダ中央銀行政策金利発表
・11日(木):(米)3月生産者物価コア指数
・12日(金):(中)3月貿易収支

【予想レンジ】
・149円50銭-153円00銭

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