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「事前告知してほしい」靴を脱ぐタイプの飲食店が苦手な人たちの切実な思い 「座敷席仕様の装いがあるんです」

靴を脱ぐタイプの座席への本音(イメージ)

靴を脱ぐタイプの座席への本音(イメージ)

 飲食店にはさまざまな座席のタイプがあるが、靴を脱いでから入店する店舗や席がある。座敷や堀りごたつ、小上がり席などだ。椅子の席よりもゆったりとくつろげることから好きな人もいる一方、「避けられるなら避けたい」と感じている人も少なくないようだ。どのような理由からなのか。靴を脱ぐ席が苦手な人たちに話を聞いてみた。

不特定多数の人が靴下で歩いた場所が苦手

 メーカー勤務の40代男性・Aさんは、できるだけ靴を脱ぐタイプの飲食店を避けたい一人だ。

「潔癖症なのかもしれませんが、僕は旅館や病院なんかでそこのスリッパを履くのもイヤ。マイスリッパを持参するか、アルコール消毒してから履きたいです。

 飲食店でも、不特定多数の人が靴下で歩いた場所を自分が歩くのがイヤ。しかも靴を脱ぐお店では、トイレに行く時はお店の下駄やスリッパを履かなければいけないこともあって、それもさらに気持ち悪いんですよね……」

 Aさんは、「一度靴を脱いだ後に、もう一度履くのがイヤ」なのだそうだ。

「不特定多数の人が歩いた場所に触れた靴下で、もう一度靴を履くのがイヤなんです。厄介なのは、飲みに誘われた時にそういった店だと知らなかった場合。もうその時は諦めますが、帰宅後の消毒は欠かせませんね」(Aさん)

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