「ハイブランドもユーズドで」が“買い物上手”
実際に、ハイブランドもユーズドで賢く取り入れるのが今風だと語るのは、古着屋巡りが趣味で、大学でファッション系のサークルを運営している男性Bさんだ。
「かつてファッションにこだわりのある“おしゃれ”や“服好き”の人は、無理をしてでもハイブランドを購入したかもしれません。でも、今はユーズドをどんどん取り入れていて、安価であっても、むしろ買い物上手と考える若者が多いように思います。SNSのストリートスナップYouTubeショートなどで街中のオシャレな人を紹介する動画が流行していますが、そこでもうまくリユースショップを活用している人が多いですね。
『エルメスのブラウスはブックオフで4000円くらいで購入しました』『ゴルチェのトップスはセカスト(セカンドストリート)で、ネックレスはトレファクで300円でした』とか。ハイブランドのキーホルダーなどを改造して新しいアクセサリーにするなど、DIYしている人も多いです。デートでリユースショップを訪れるカップルも珍しくありません」(Bさん)
街中で目にすることが増えた中古買取や販売をおこなうリユースショップ。現在では、「服にこだわりがない人」が安価に購入する場所ではなく、おしゃれ上級者の若者が賢く良いアイテムをゲットする場所にもなりつつあるようだ。