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「えっ!タダじゃないの?」“余ってるから譲る”と言われた人がお金を請求された時の驚きと不満 「先に金額を言わないのはずるい」「友人をフリマサイト代わりに使うな」

売るなら「売る」と最初から言ってほしい

 IT企業勤務の30代女性・Bさんは、知り合って日が浅いママ友からLINEで「未開封の離乳食や子供服が余っているので譲ります」と連絡がきたという。

「譲ってもらえるのは助かると思って興味を示したら、ママ友とファミレスで会うことになりました。すると未開封の離乳食をはじめ、子供が成長して洋服が小さくなり着られなくなった、1、2回着せたものや新品で値札がついたままのものがたくさん提示され、こんなにいただけるなんて申し訳ないなあ、と思っていると、ママ友に『単品だと○○円、全部セットなら値引きしますね』と言われて、あ、有料なのかと」

 Bさんはひとまず保留にして自宅に帰ったが、「有料なら、“譲る”じゃなくて“売ります”と言ってほしかった」と明かす。

「『譲る』って、私のなかでは『子犬譲ります』みたいなニュアンスだったんですよ。生まれすぎた子犬や子猫を誰かに引き取ってもらうときに、金銭のやり取りは発生しないですよね? あと、『座席を譲る』『道を譲る』という時も、別にお金は発生しない。だから、無料のイメージが強いんですよ。

 ただし物品の場合、タダとは限らないことに思い至るべきで、私も『いくらなのか』と聞けばよかったんでしょうけど、それは聞きにくいですよね。『売ります』というのはナマナマしくて言えないのかもしれませんが……日本語って難しいですね」(Bさん)

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