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【ボロボロでも数十万円?】過熱するヴィンテージTシャツブームにアラフィフ世代の戸惑い 「しょせんボロボロのTシャツ」「復刻された新品でいいのでは…」

海賊版のヴィンテージTシャツでも高値で取引される

 ロックバンドや映画などのTシャツのなかには、オフィシャルのグッズではなく、一部の業者などが無断で製造したブートレグ(海賊版)も存在している。現在のヴィンテージTシャツ市場では、一部のブートレグも高値で取引されているという。

 そんなブートレグのTシャツを多く所有しているという、東京都の会社員Cさん(45歳・男性)はこう話す。

「ヴィンテージTシャツの市場が盛り上がる前から、いろいろなバンドのブートレグのTシャツを多く扱っているお店に通っていて、ちょくちょく買っています。ブートレグだと、そもそもオフィシャルでは存在しないようなTシャツとか、ものすごくマイナーなバンドのTシャツなんかもあって楽しいんです。

 私が買っているブートレグのTシャツは新品なので、ヴィンテージとしての価値はないものですが、あと10年、20年経てばそれなりの価値が出てくるじゃないかと思って、とりあえず保存状態には気をつかっています。でも、ヴィンテージTシャツ市場って、基本的には世界的に人気があるバンドや有名な映画のデザインのほうが高騰して、マイナーなバンドのものだとあまり値段が上がらないらしい。私が持っているTシャツは、ブートレグだろうがオフィシャルだろうがマイナーなバンドが多いので、たいして価値は上がらないかもしれませんね」

 その熱狂が理解できない人がいたとしても、ヴィンテージTシャツが高騰しているのは事実。タンスの奥底に眠っているボロボロのTシャツが何十万円に化ける可能性があるかもしれない?(了)

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