家計

【面倒でもやる価値はある!】ケータイを替えずに料金を見直す4つのステップ ドコモ、au、ソフトバンク別「契約内容の確認・変更」

ケータイ料金を安くするためのSTEPかんたん図解(その2)

ケータイ料金を安くするためのSTEPかんたん図解(その2)

【STEP3】通話料を見直す

 3ステップ目は「通話料」の見直しだ。

 大手3社の通話料は、国内通話が24時間「かけ放題」のプラン(各社とも1980円税込み)と、「1回5分以内」の国内通話が24時間かけ放題になるプラン(各社とも880円税込み)の2つが用意されている。後者は通話した時間に応じて追加料金が発生する仕組みだ。

「ほとんど通話をしない人や、LINEなどの無料通話を使っている人は、かけ放題で不要な料金を払っているかもしれません。現役時代のプランのまま、かけ放題を続けている人は少なくないので、心当たりのある人は見直してほしい」(丸山氏)

【STEP4】不要なオプションを外す

 最後に「オプション」のプランで料金がかさんでいないかを確認したい。

 マイページの利用料金の一覧に、基本使用料、通話料、スマホ端末の料金(分割払い)とは別に「その他料金」として表示されている項目だ。料金は月数百~2000円程度だが、積み重なれば少なくない支出となる。

「人によって加入しているオプションは異なりますが、多いのは『安心保障』などの名目で故障時の保障を謳ったもの。修理代は数万円かかることもあるので、万が一に備えてオプションをつけるのも一手ですが、スマホケースや保護フィルムで予防すればよいという方は外す手もあるでしょう。

 他にもスマホをなくした際の『紛失サポート』はパソコンから探せるサービスがありますし、データが消えた時に備える『データ預かり』のオプションは、スマホ本体などで無料で設定できます」(丸山氏)

「初月無料なので試してみてくださいとおすすめされるオプションは、使わずに解約し忘れてそのまま支払い続けている人もいます」(鮎原氏)

 冒頭の50代男性が料金を見直すと、故障の保障やセキュリティ、店頭サポートなどのオプションに加入し、約2000円を多く支払っていた。

「私は仕事柄、データ無制限とかけ放題プランは外せませんが、オプションは不要なものを見極めて解除したいです」

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