月々のスマホ代が家計を圧迫している例は多い。「週刊ポスト」読者1242人へのアンケート結果でも、月額料金が「5000円以上1万円未満」の人は330人(26%)、「1万円以上」の人も129人(10%)いた。年間6万~10万円超の出費である。「料金の見直しは面倒」「会社は替えたくない」と感じている人も多いが、月々の料金を簡単に下げる方法がある。
携帯料金について、「週刊ポスト」読者から、次のような声が寄せられた。
「昔は紙で明細が届いていたけど、今は届かないから料金も知らない。スマホのプランってゴチャゴチャして考えるのが面倒くさいイメージだけど、必要最低限の料金に抑えたい」(60代男性)
「知人への連絡はもっぱらソフトバンクのメールアドレスを使っているし、家族割もあるので携帯会社は替えずに料金を安くしたい」(50代男性)
「携帯ショップで質問して“わかっていない客”と思われるのも嫌だから、そのままにしている」(70代男性)
そんな声を踏まえ、節約アドバイザーでファイナンシャルプランナーの丸山晴美氏が語る。
「スマホの契約内容を把握していない方は多いですが、ドコモ、au、ソフトバンクの3社はプランを見直すことで料金を安くできるケースが少なくありません。インターネットなどの通信料や通話料について、実際の使用量が契約プランと合っておらず、過剰な支払いになっていることがあるからです」
料金の見直しは具体的に4つのステップがある。